うつ病仲間。

突然ですが、あなたにはうつ病の友達、いますか?

私がうつ病と診断された時、同じ職場の同期の男性もうつ病でした。

彼は私にとって良き理解者であり、仲間だったのです。

 

同期の男性(Sさんと呼ばせていただきます)がうつ病と診断されたのは

私が発症するよりも1ヶ月ほど前のことでした。

彼のブログにはつらい症状や精神状態が書かれていて

うつ病になった私はとても他人事とは思えず、

いつもブログで交流していました。

 

私が退職し実家へ引っ越した頃から、

交流はいつしかPCでのメールのやり取りになりました。

お互いにうつ病ですから、返信は急がず無理せず、できるときに、

という暗黙の了解のもと、何度もメールを送りました。

 

同じ職場だったので、勤めていた会社への不満や

症状や薬についてなど、うつ病の話もたくさんしました。

彼の飼っていたハムスターの話や、

私の家にいた犬の話をするときもありました。

 

Sさんは既婚者で、私より5つ年上。お子さんはいませんでした。

奥様が働きに出られ、体調を見ながら家事を手伝っていたようです。

彼のブログには時々、奥様からのコメントもありました。

Sさんのうつ病のことをとてもよく理解していらっしゃる

素敵な奥様でした。

 

メールのやり取りは何ヶ月も続き、

お互いに少しずつ快方へ向かっていきました。

そんなある日、Sさんからのメールに、こんなことが書かれていました。

「妻が瀬名さんにメールをしたいと言っている。

瀬名さんのメールアドレスを教えてもかまわないだろうか」と。

 

私は二つ返事でOKし、翌日、Sさんの奥様からメールが届きました。

当時のメールはもう残っていないのですが、

内容は今でも忘れられません。

 

「夫といつもメールをしてくれてありがとうございます。

自分はうつ病ではないので、彼のことをわかっているつもりですが

理解してあげられていない部分もあるようです。

それを瀬名さんが理解してくれることで

彼がどれだけ救われているか、

そして妻としてそのことにとても感謝しているということを

どうしても伝えたかったのです」

 

私は驚きました。

Sさんの奥様はうつ病のことをきちんとわかっている方です。

それでも、「理解してあげられていない」と感じていたというのは

本当に意外でした。

 

私が同じうつ病患者として、

Sさんとわかり合える部分はもちろんありました。

そしてそれで元気をもらっていた自覚もあったのですが、

Sさんも同じように自分のメールで励まされていた、というのは

なぜか考えたこともありませんでした。

そして奥様がそんなに感謝してくれている、ということも

まったく気づいていませんでした。

 

私とSさんのメールのやり取りは、お互いに元気になるまで続きました。

メールに支えられたこと、救われたことは数えきれません。

同じうつ病だからこそ、わかり合えたのだと思います。

 

自分の友人や家族もうつ病のことを理解してくれています。

それでも、うつ病のつらさをわかってくれる人がいるというのは

より大きな支えになるものです。

うつ病になった人にしかわからない感覚を、

誰かとわかち合えるというのはとても幸せなことです。

 

うつ病仲間、という表現はおかしいかもしれませんが、

同じつらさを理解し合える仲間の存在は大きいです。

 

もしも今、うつ病のことをわかってくれる友達がいないと

嘆いているのなら、どうかあきらめないでください。

私や、同じようなブログを作っている方もたくさんいます。

自分のつらさを1人で抱え込まず、わかち合いましょう。

みんなでうつ病仲間になりませんか?

とっても心強いですよ(^^)

2 Responses to “うつ病仲間。”

  1. ブログにコメントありがとうございました。
    私はブログをはじめてうつ仲間が出来ました。
    でもうつ仲間の方が調子が悪いととてもせつないキモチになって、自分は回復した記事を書いていいのか悩みます。
    瀬名あづみさんのこの記事感動しました。
    またのぞかせていただきます。

  2. コメントありがとうございます。
    うつ仲間、とても大切ですよね。
    あおぶうとんさんが回復している記事は、うつ仲間の方にとっても嬉しいのではないでしょうか?
    私ならとても嬉しく感じます。
    うつは良くなるという見本をみせてもらえると、自分もいつか良くなると信じることができますし、せつない気持ちになるというあおぶうとんさんの優しさが、皆さんには伝わっていると思います(^^)

    感動だなんて言っていただけると恐縮ですm(__)m
    私もまた遊びに行かせていただきますね♪

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