うつ病が再発した理由。

私がうつ病を再発したのは、3年半ほど前のことです。

完治していたと思っていたのに、まさか再発するなんて。

うつ病は再発率が高いと言われますが、

それが我が身にも起きるとは思っていませんでした。

 

原因は、一言でいうとストレスです。

当時の仕事は事務でしたが、

事務所の中は私を含め女性3人と、責任者の男性1人。

その他に、隣の倉庫で働く作業員や、トラック運転手も

同じ会社には所属していましたが常時いるのはその4人だけでした。

 

ストレスの原因は、いじめでした。

同僚の女性が、突然私に対して冷たい態度をとるようになったのです。

挨拶しても返事がないけど、もう1人の事務員には笑顔で話しかける。

仕事は適当にやり、ミスを連発する。

 

そんな異常な状態が2ヶ月ほど続き、

いじめていた側の女性が体調を崩して退職しました。

ちなみにいじめの原因は、彼女の恋した男性と私が仲がいい、

という完全なる誤解と思い込みでした。

 

同僚女性の退職で落ち着くかと思いきや、

次に私を待ち受けていたのは仕事の山でした。

いじめをしていた女性はほぼ仕事放棄状態だったので

私の机には書類の山がいつもできていました。

 

それに加えて代わりに雇った人がまったく続かず、

何ヶ月も新人研修と日常業務を並行している状態が続きます。

仕事は片付くよりたまる方が多かったかもしれません。

ここでいい加減にやることができれば、まだ良かったのでしょうが・・・

人数の少ない職場で手を抜くのは簡単ではなかったのです。

 

そして、悪条件はいくつも重なりました。

当時実家に住んでいたのですが、父が転勤族で私は他県で育ったため、

同じ町に友人と呼べる存在はまったくいませんでした。

話し相手は両親だけです。

 

仕事はだんだん過酷になり、

早出と残業を繰り返し、休日も会社から電話がきました。

仕事が休みでも、発散をしに出かける元気も残っていませんでした。

 

そして、再発したのは1月。

実は完治した後も、毎年1月は軽い冬季うつのような症状がありました。

寒い北海道で、冬は道が凍り、日照時間も短くなると

太陽光を浴びる時間が極端に減ります。

この時期に、ストレス、疲労、発散する気力も体力も相手もない。

今思えば、再発して当然のような状況でした。

 

再発したくない、と誰もが思っているでしょう。

私もそうでした。

けれど、食事が喉を通らなくなり、よく知っている症状が

いくつも現れると、薬の力を借りなければダメだとわかってしまうのです。

病院へ行って、医師へ状況を話すと、働き過ぎだとたしなめられました。

 

仕事をやめられずに再発したうつ病を抱えて働くこと5ヶ月。

そろそろ限界がくる、とわかっていました。

7月のある日、私は遠い街の友人にメールをしました。

「死にたい」。

返ってきたメールは、自分にできることがあるならなんでもするから

死ぬのだけはちょっと待て、という内容でした。

 

私は泣きながら笑っていました。

うつ病を再発しちゃったし、職場では嫌な思いをしたけれど

私は1人じゃないんだ。死ぬなと言ってくれる人がいるんだ。

そういう友だちが何人もいる町に戻ろう。

うつ病になる前に住んでいた町に戻れば、きっと大丈夫だ。

そう考えた私は翌日に退職したいと上司に告げました。

 

それから退職までは1ヶ月半。

そして退職して8ヶ月後に、

実家へ戻る前に住んでいた町に引っ越してきました。

それが今から2年前のこと。

引越し後、社会復帰もしてうつ病は快方へ向かっています。

 

再発は怖かったけど、私には仕方のないことだったと思います。

1回めのうつ病で学んだことが、まったくいかせなかったから。

我慢して、無理をして、つらいと言えずに飲み込んで。

そりゃうつ病にもなるわ、と今になって思うのです。

 

あの頃の私に必要だったのは、たぶん、

うつ回復期の自分に語りかけていた言葉です。

ゆっくり。無理せず。つらいときは休む。

できないことはできないと言う。

自分を追い詰めず、許し、認める。

そういうことができていたならきっと、再発はしなかったでしょう。

 

再発を恐れるうつ病患者さんや元うつ病の方に伝えたいのは、

どうか無理はしないでください、ということ。

うつ病が治っても、スーパーマンになったわけではありません。

うつ病の回復期と同じくらい、自分を大切にしてください。

自分で自分を守ってあげてください。

それでももし再発してしまったら、また治せばいいんです。

一度乗り越えられたのだから、2回めだって大丈夫(^^)

2 Responses to “うつ病が再発した理由。”

  1. 今日ここ より:

    あづみさんが、どれだけ一生懸命仕事をなさっていたか、また、理不尽なめにあったか、悪条件がかさなって、発症されたのですね。ブログの一文一文が、我が事のように理解できます。本当にご苦労なさったのですね。頑張られたのですね。

    鬱を経験されて、ブログで、うつの過ごし方を優しく説かれるあづみさん、頭が下がります。

    苦しい事を経験された方ほど、本当の優しさがにじみ出るものだなぁと、思いました。

  2. >今日ここさん
    温かいコメントありがとうございます。
    発症する直前のつらさは、皆さん経験がありますよね。本当につらい日々でしたが、乗り越えて、今こうしてブログに書けるくらいには昇華できています。
    私のように再発する人が1人でも減れば、といつも思っているんです。

    私がこうしてブログを書けるのも、今日ここさんのように足を運んで下さる方々がいるからです。私の方こそ皆さんに感謝でいっぱいですm(__)m

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